おすすめコース

大谷川沿いをめぐり、今市の文化を知る旅

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コースのご紹介

今市エリアのコースは、大沢から鬼怒川温泉にぬける大室地区から2スポット、今市エリアの市街地から日光エリアよりの県道248号日光だいや川公園線沿いの2スポット、国道119号沿いの3スポットを紹介します。それぞれ車利用でのエリア散策の旅ですので、初級編です。日光名物のソバや、日光杉並木や杉に関わる伝統産業の杉線香などの歴史や文化を楽しめます。それぞれ大谷川を中心とする豊かな水に育まれた自然や公園、文化的建造物、地域文化を堪能できるでしょう。
文:日光 水の旅案内人 増田 俊雄(栃木県勤労者山岳連盟 会長)

ご案内する水の風景

  • 大室ダム

    大室ダム

    大室ダムへは、日光宇都宮道路に大沢ICで降ります。日光街道へ出て、鬼怒川・大桑方面へ右折します。大室小学校手前に大室ダム南入口と駐車場、大室交差点手前にも北側の駐車場がありますので、どちらに車を置いても構いません。今回は南入口から入ります。大室ダムは、周囲1,300m、農業灌漑用の人造湖で、市民の憩いの場所となっています。標高308mの前山には、様々なサクラの木が植えられ、周遊コースも整備されています。春にはソメイヨシノ、オオヤマザクラ、サトザクラなどが次々と咲きます。大室ダムの堰堤に立てば、日光連山が湖面の奥に広がります。ダムの周回道路は歩行者専用でジョギングやウォーキング、犬と散歩を楽しむ多くの市民のメッカとなっていますので、皆さんと一緒に一周してはどうでしょう。南入口には、大室ダムを一望できるソバ屋さんもありますので、いろいろ楽しんでください。

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  • 高龗神社(たかおじんじゃ)

    高龗神社(たかおじんじゃ)

    日光大室・高靇神社へは、大室交差点から北へ進み最初の小道を「高靇神社」の案内板に導かれて右折します。案内標識のとおり進めば、大山の麓にある高靇神社の一の鳥居の表参道駐車場です。ここで、車を置き、大谷石の石段を上ります。社名である「高靇」(たかお)は、水の神様「高靇神」(たかおかみのかみ)に由来しているとのことで、「大山の御神水」は裏山の大山より湧き出る「おかみ(靇)の水」で、神社創建以来一度も涸れたことはない無病息災の霊水として篤い信仰があります。年間を通じて水温約14度で、飲料用としても多くの参拝者に好まれているとの事。毎年夏には「日光奇水祭り」が行われます。一の鳥居駐車場に戻り、小道を東へ少し進めば「とちぎのふるさと・田園風景百選認定地」の標識があります。

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  • 大室水車

    大室水車

    ここを下ると、今市エリアの名産「杉線香」の粉を引く、今も現役の水車小屋があります。水車の水力を利用して、コトコトと杉の葉を粉にしていますので、ぜひ見に来てください。

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  • 大谷川(大谷橋より)

    大谷川(大谷橋より)

    高靇神社から大室交差点まで戻ります。ここを右折して日光方面に向かいます。右前方方向に男体山、大真名山、小真名山、女峰山の日光連山が大きく広がります。そのまま大谷川沿いに雄大な山並みを正面に見ながら進むと、鬼怒川方面が右折との標識が出て、大谷川に架かる橋が大谷橋です。この橋の上からは大谷川が日光連山から湧き出てきたように清流として流れ、そして天空にそびえるように日光連山があります。この雄姿も私が大好きな風景の一つで、春夏秋冬いつの時期でも、日光の、いや栃木県の水のある百景だと思っています。

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  • 日光だいや川公園やすらぎの池

    日光だいや川公園やすらぎの池

    大谷橋を渡らずに直進し、県道248号日光だいや川公園線を大谷川に沿って進むと、「日光だいや川公園」です。インフォメーションエリア、交流エリア、自然体験エリア、ニュースポーツ広場エリア、文化・創造体験エリアなどのゾーンに分かれた巨大な県営公園ですが、美しい森と水に囲まれた日光の大自然を満喫できる快適スポットです。大谷川のせせらぎ、木漏れ日、鳥の声など、家族や仲間との楽しみには最適です。この公園の交流エリア・緑の相談所(管理事務所)の前にあるのが「やすらぎの池」。大谷川から水を引いてきている池には、四季折々の花とともに、日光連山が水面に輝く「逆さ日光連山」が映えます。

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  • 東武鉄道上今市駅

    東武鉄道上今市駅

    東武鉄道上今市駅は、下今市駅で東武鬼怒川線と東武日光線に分かれた日光線側の次の駅です。杉並木公園の入口にもあたり、駅前に公園の駐車場もあるので、ここに車をおきましょう。日光街道の杉並木の陰にひっそりと建っています。下に降りていくと、駅舎があらわれて駅舎前には、杉線香の粉挽きで活躍した水車のレプリカが回っています。(残念ながら冬場は回っていません。)駅は対面式ホーム2面2線を有する地上駅、駅員はおりません。駅舎の日光方面ホーム側に日光市杉並木公園ギャラリーが併設されており、文化活動の成果を発表する場として利用されています。水との関係でいえば、杉線香を挽いた水車です。大谷川の清流は多くの恵みをもたらしました。江戸時代末期に、スギという原料の豊富さに着目して、線香水車で杉葉を製粉して線香製造を始めたことに遡る、「杉線香」の全国一の生産量を誇る市です。

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  • 杉並木公園

    杉並木公園

    上今市駅の隣が杉並木公園です。この公園は、日光杉並木街道の保護と地域の文化を伝承するために整備されたもので、南隣には杉並木街道が通っています。日光杉並木街道は、国の特別史跡、特別天然記念物の二重の指定を受けている歴史的、学術的な遺産です。また、平成3年(1991年)にはギネスブックによって、世界一長い並木道として認定されています。公園内には、森にすむ動物たちの石の彫刻や貴重な文化遺産である旧江連家の古民家、「報徳庵」というソバ店などもあり、多くの人で賑わっています。園内は、今市用水円筒分水井などから流れ出た豊かな水によって、大水車や粉挽き水車、重連水車、世界の水車が勢いよく回っています。まさに水のみやこ・日光といったところでしょうか。

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  • 上瀬川円筒分水井

    上瀬川円筒分水井

    上瀬川円筒分水井(用水の分配施設)の確認もひと苦労。近くの警察交番、日光市、宇都宮市水道局今市浄水場などに教えてもらったのが杉並木公園内のソバ屋「報徳庵」の裏にある「今市用水円筒分水井」でした。この分水井は、昭和29年(1954年)に所野第3発電所の建設に伴い、今市用水の施設の一つとして造られたもの。サイホンの原理で大谷川の地下を横断し、23ものゲートにより農業用水や飲み水として使われている巨大施設で、その水量の多さに驚かされます。しかし、ここは上瀬川円筒分水井ではありません。写真が違います。本物の上瀬川円筒分水井戸は、ここから農業用水をポンプで上流側へ押し上げ、そこから分流するスギ林の柵で囲まれた分水井戸です。今市エリアの田畑を潤している分水井で、分水比率などはわかりませんが、その豊かな水量と方々に分かれていく流水を眺めていると、先人の知恵のすばらしさに感じ入ります。

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