体験レポート

鬼怒子の湯、くろがね橋河川遊歩道体験レポート(2014.12)

平成26年12月15日、藤原エリア内にある『鬼怒子の湯』『くろがね橋河川遊歩道』を訪れました。
 
まず紹介する『鬼怒子の湯』は、平成20年9月にくろがね橋のたもと(右岸側のくろがね橋公園内)に完成した足湯です。
 
くろがね橋は鬼怒川六橋(鬼怒岩橋、滝見橋、くろがね橋、鬼怒川温泉ふれあい橋、鬼怒楯岩大吊橋、立岩橋)の一つで、鬼怒川温泉街の中心にあります。 
 
ちょっと横道にそれますが、くろがね橋を簡単にご紹介しましょう。
 
くろがね橋は6つの橋の中で最も歴史があり、明治43年(1910年)、下滝発電所(水力発電所)の建設資材を運ぶために造られました。当時の藤原村では、馬や牛に引かせて資材を運んでいました。この馬車や牛車が鬼怒川を渡る際、つり橋を使っていましたが、このつり橋は重量貨物の運搬に耐える強度を持っていませんでした。下滝発電所の建設には、重く大きな資材の運搬が必要であったため、新たにくろがね橋が造られました。当時、日本では珍しい鋼鉄製の橋だったことから、この名が付いたといわれています。完成当初、多くの見物客がこの橋を一目見ようと押しかけ、これが鬼怒川温泉の繁栄につながったそうです。現在の橋は昭和60年に歩道を備えて生まれ変わり、以来、多くの観光客や住民の皆さんに利用されています。
 
『鬼怒子の湯』に話を戻しますが、入口で、鬼怒川温泉のシンボルキャラクター・鬼怒太の妹「鬼怒子」の像が出迎えてくれます。鬼怒子は紅一点、女の子の鬼で、楽しくリラックスしている様子を表現している「遊心鬼」です。頭にリボンを付けていて、とってもかわいらしい(?)。情緒あふれる東屋風の建物の中に、足湯があります。到着した時には、10名ほどのお客さまが利用されていました。この人数でほぼ満員の状態なので、少し待ってから入ってみることに・・・。
建物の内壁には、鬼怒川温泉のあゆみを紹介する写真パネルが飾られています。大正時代後期から昭和時代中期までのモノクロ写真で、くろがね橋を中心に鬼怒川温泉が発展していった様子がうかがえます。
ほとんどのお客さまが帰られたところで、「どれどれ、少し浸かってみようかな」と足を入れてみます。この日は風が冷たかったせいか、最初はお湯が熱く感じられました。足湯に入りながら利用できる手湯もありますが、機械の不調により本来より低い温度になっていました。ちょっと残念・・・。足元から目線を上にやると、鬼怒川の絶景が広がっています。それは、大自然が何千年、何万年と長い年月をかけて造りだした芸術品です。しばし、その景色に見入ってしまい、時間が経つのも忘れてしまいそう・・・。足湯に浸かりながら、ガラス越しではない、生の鬼怒川の絶景を楽しむ・・・、とても贅沢なことです。
お客さまが帰る際に「いやー! 足が軽くなった!」と仰っていましたが、まさにそのとおりでした。
 
次は、『くろがね橋河川遊歩道』です。この歩道は大滝遊歩道とともに平成18年3月に完成しました。意外にも、それまで鬼怒川温泉には河川に降りられる場所がなく、「もっと近くで鬼怒川を見たい」という声が寄せられていたそうで、こうした河川遊歩道が造られたとのことです。
遊歩道の入口はくろがね橋右岸側のたもと、つまり『鬼怒子の湯』の脇にあります。入口から、20メートルほど遊歩道(階段あり)を下っていくと、ベンチが設置されている広場があります。広場の奥のほうへ進んでいくと、くろがね橋がどのような構造になっているのかを間近に見ることができます。興味のある方は、ぜひご覧ください。広場からさらに50メートル(階段あり)ほど下っていくと、遊歩道の終点、川に面した展望台に到着します。そこから、深緑色の鬼怒川の流れを間近に見ることができます。展望台から眺める景色は、くろがね橋から眺める景色とは、また違った迫力があります。特に、川岸からそそり立つ白い岩肌の巨岩の数々には圧倒されます。そして、そこに林立する巨大なホテルの建物。まさに、鬼怒川温泉ならではの眺めです。
 
今回は、寒い時期での体験レポートでしたが、新緑の季節盛夏の季節紅葉の季節などは、さらなる魅力を発見できることでしょう。
 
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